indianapolice

インディアナポリスの映画祭出品の際に描かせてもらったイラストラフです。

実際にインディアナポリスにこういった場所があって、そこをモデルに描きました。

下ラフの方が安定感があって感傷的な絵を描けるかと思ったのですが、

近頃は構図を勉強したいと思っていたので、安定した絵よりは不安定な中で

おもしろい絵を目指して上ラフにしました。

結果的に楽しく描けたので粘って良かったです！

（文字のデザインは恩人ロバート・コンドーによるものです）

Process

絵を描く時の手順について質問があったので軽く記します。

まず線画でラフ、その次に色のラフ、そして完成です。

以前は色つきでもっと精度の高いラフを描いてそのまま完成までいっていました。というのもこれまで線画を描いた経験が少なかったので、そのままブラシで色を置く方がイメージを作りやすいし早いと思っていたのです。

しかし最近漫画家の先生のところで修行をさせていただき、線画への抵抗が無くなったので試してみたところ、こちらの方が良いイメージを作りやすいとわかりました。偉大な先人たちのやっていることには理由がありますねやはり。

というわけで最近は線画でラフを描いています。

それと同時にどんどん漫画のペン入れの精度も上がってきました。

まだまだ成長できそうです！

The dam keeper

ショートショートフィルムフェスティバルでの「ダム・キーパー」の公開も残り一回になりました。今後も映画祭で日本公開されるかもしれませんが、とりあえず一段落です。
上映では堤、ロバート両監督とピクサーのスタッフの数人も来日してくれてとても楽しいものでした。何より友人たちがダム・キーパーを楽しんでくれて、自分は監督ではありませんが作品への思い入れはとても強いので感慨もひとしおです。
監督たち、スタッフのみんなからもらったインスピレーションを次に生かせていけたらと思います。


（ダム・キーパー本編では使われなかったBGの一枚）
a BG which wasn't used in the film.